石灰沈着性腱板炎になる原因とは?

石灰沈着性腱板炎の原因は何?

石灰沈着性腱板炎は中高年の女性に多い症状ですが、肩腱板内のリン酸カルシウム結晶が炎症を起こすことで発症する病気です。

 

寝ている時、つまり夜間に急に激痛が走ることでこの病気になった事に気付くことが多いのですが、ほとんどの方は発症したキッカケがわからないので驚く事が多いようです。

 

それもそのはず、石灰沈着性腱板炎の原因というのは意外と些細な事だからです。

 

例えばちょっと重たい鞄を持ったり、ちょっと無理な体勢で後ろの物を取ろうとした時でも発症したりします。

 

言ってみれば日常生活の中での普通の動きです。

 

もちろんその時は痛みも何もないし、予兆もないので気付かない事が多いですが、ある日急に激しい激痛に襲われます。

 

ただ、この時すぐに病院に行ったりして適切な治療を行えば簡単な処置をするだけで比較的早めに改善できます。

 

問題なのは放置しすぎてた場合です。

 

石灰沈着性腱板炎になった後放置していたり適切とは言えない処置をしていると、改善が遅れるだけではなく二次的に筋筋膜性疼痛症や肩関節周囲炎を患う事もあるようです。

 

だからある日きっかけ無しに突然肩に激痛が走った場合は石灰沈着性腱板炎の可能性がありますので、病院に行って調べてもらうか自宅で出来るストレッチやトレーニングなどを行い症状を和らげることをお勧めします。